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一面鮮やかなピンク色の絨毯 立谷川の芝桜が見ごろ

 4月26日の県内は夏のような暑さとなりました。そんな中山形市と天童市を流れる立谷川沿いでは芝桜が見ごろを迎えています。

「一面鮮やかなピンク色の絨毯が広がっています。満開を迎えた芝桜からは風に乗ってふわっと甘い香りが漂ってきます」

 立谷川の河川敷およそ1万5千平方メートルに9万株が咲き誇る芝桜。かつて不法投棄でゴミが散乱していた河川敷を美しく蘇らせようと15年前から芝桜が植えられ始め、今では多くの人が訪れる絶景スポットに生まれ変わりました。

【台湾から】
「きれいですとても。来てよかった。」
【東根市から】
「姉が『きれいだ』というので見に来ようかと思って。きれいですね、天気も良くて、ね」

 芝桜を維持・管理するボランティア団体「立谷川の花さかじいさん」によりますと、今年は暖冬の影響で例年よりも2週間ほど早く先月末に咲き始め先週見ごろを迎えたそうです。

【立谷川の花さかじいさん 松田和雄代表】
「ちょうど今最後に咲く八重桜とのコラボがきれい。天気が恵まれる時期でもあるので爽やかな川のせせらぎと一緒に楽しんでほしい」

 河川敷は「春色」に染まっていましたがきょうは夏の陽気となったところも。最高気温は米沢で29.2度、山形で度28.1度など内陸を中心に7月上旬から下旬並みの暑さとなりました。

【大阪から】
「暑いですね。25度くらいあるんでしょもう無理です。(Q4月で東北に来てこの暑さは想像していた?)いや、もう少し涼しいかなと思っていた」

 来週火曜日にかけても気温が平年より高い日が続きそうです。
 立谷川の芝桜はゴールデンウィークいっぱい楽しめる見込みです。シーズン中はおよそ8万人の集客を見込んでいます。