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サクランボの盗難被害防止へ 対策会議開催

 サクランボの本格的な収穫時期を前に、盗難被害を防ぐための対策会議が開かれました。

 JA山形中央会が開いた会議には、JAや警察の関係者などおよそ30人が出席しました。
 県警によりますと、県内では昨シーズン山形市と天童市、上山市で合わせて5件・25キロの盗難被害があり、被害額は19万円相当となりました。

 JAによると、過去10年で最多だった2021年に比べて減少しているものの、新品種・やまがた紅王への被害なども念頭に対策を徹底する必要があるということです。

【JA山形中央会 折原敬一代表理事会長】
「紅王の出荷も一段と増量されるので、その辺に対するそうした手口での盗難が不安視される。防止対策を徹底することが大事」

 会議では、園地のパトロールをはじめ、のぼり旗の設置を進めることを確認したほか、県警からは防犯カメラの設置などが呼び掛けられました。