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概算金下落 農家の受け止め 令和のコメ騒動に翻弄

大幅に下落したコメの概算金ですが、農家によっては想定より下落幅が小さかったと受け止めた人もいます。それでもコメの価格が安定しない状況に不安を募らせています。

「つや姫2万円前後、はえぬき1万7000円前後。ちょっとほっとしました」

大江町にある「農事組合法人ファーム大江」の菊地大道さんです。

こちらの施設では大江町で育てられた稲の収穫や脱穀・乾燥作業を行っていて、その8割ほどをJAに卸しています。

2026年は、2025年に比べ概算金が全国的に大幅に引き下げられていたこともあり不安を募らせていました。

「びっくりした。(設備の)増築の話をしていたので、ちょっとこれでは増築はできないということで中断したりとかも」

こちらは収穫したコメの籾殻を取り除き、玄米にする「籾摺り機」。2025年、概算金が引き上げられたことで新たに買い替えました。また、将来を見据えコメを乾燥させる機械を含む設備の拡充も計画していました。

しかし、全国的な概算金の引き下げを受け、2か月ほど前に断念しました。

そんな中、発表された今年の概算金。想定よりも下落幅は小さかったものの収穫直前まで見通しが立たないことも懸念材料だといいます。

「この時期にならないとこの先の計画を建てられないのが辛い。何をするにしても値段が決まっているからこそ投資ができる。もう少し早い段階で金額を出して稲刈りを始まる前に決めてもらえるとありがたい」

長期的な経営の維持管理のためにも安定した価格で推移することを強く望んでいます。

「2万円で買ったあとにどういう値段になるか。来年産のコメが今年2万円で買ったからもっと安いコメになっちゃうか分からないけど、このくらいの安定した値段で維持していってほしい」