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置賜地方の伝統野菜「おかひじき」収穫始まる

 置賜地方の伝統野菜「おかひじき」の収穫が米沢市で進んでいます。

 おかひじきは海藻のひじきに似た細長い形と濃い緑色で、シャキシャキとした食感が特徴です。
 庄内地方の海岸に自生していたものが江戸時代、最上川の舟運を通じて運び込まれ、置賜地方で栽培が広まったとされています。
 米沢市の江部昌弘さんの農業用ハウスでは平年より2週間ほど早い2月末から収穫が始まりました。
 作業は早朝に始まり長さ10センチほどに育った「おかひじき」をカミソリを使って手際よく刈り取っていました。


【江部昌弘さん】
「冬の厳しい寒さの中での栽培なので温度管理と水管理がこれが一番重要。たっぷり水を含んだ柔らかくておいしいおかひじきをみなさんに提供したいと考えて作業している」

 おかひじきの収穫は7月下旬まで。市内の道の駅やスーパーなどで販売されます。