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猛暑・暖冬の影響は?サクランボ作柄調査

サクランボの話題です。去年の猛暑の影響などが懸念される中、今年の生育状況を調べる作柄調査が県内一斉に行われました。

県はサクランボの出来を予想するため、毎年この時期に作柄調査をしていて、17日は村山・置賜地方の48の園地で一斉に行われました。

このうち、天童市荒谷の園地では、県やJAの職員などが佐藤錦の木3本について、実の数や大きさなどをチェックしました。
今年は去年の猛暑の影響で、商品にすることができない「双子果」が、紅秀峰を中心に多くみられるということです。

【県農林水産部 中野憲司 技術戦略監】
「(この園地は)まずまずのなり具合。最高のサクランボに仕上げていただきたいという意味では、双子果を摘果するとか多くなっているところは間引いて一つひとつの製品化率を高めるとか農家の方にはこれからご協力いただきたい」

今年は開花が、例年より5日~7日早まったことから、露地ものの佐藤錦の収穫のピークも例年より1週間ほど早い6月中旬を見込んでいます。
調査の結果は、5月21日に公表されます。