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南陽・高畠の山林火災 林野庁の専門家が調査
南陽市などで発生した山林火災を受け、専門家による現地調査が行われました。
大雨による土砂流出の危険があり、早期の復旧が必要だということです。
南陽市宮内で 発生した山林火災では、過去10年で最大規模となるおよそ137ヘクタールが焼けました。
17日は、森林の被害や復旧について調査・検討するため、林野庁の専門家らが現場に入りました。
専門家によると、焼けたエリアでは、斜面の土砂が流出する危険性があるため、
木材などを斜面に打ち込んで土砂崩れを防ぐ、「筋工」の設置などが必要になるということです。
【林野庁 森林保護対策室長 門脇裕樹さん】
「大雨が発生した際に土砂の流出の危険がある筋工などの簡易施設で土砂流出を止めて森林の再生を早めていくこともしていきたい。」
調査は、高畠町安久津の山でも行われ、県や自治体は今後、自然再生や植樹など、山の保全についても検討していくということです。