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南陽市の山林火災 消火活動が難航

 きのう午後に南陽市で発生した山林火災は、依然として延焼が続いていて消火活動が難航しています。

 きのう午後1時前に南陽市宮内で「山から白い煙が見える」と119番通報があったこの山林火災は、24時間以上経過した現在も、鎮圧に至っていません。
 災害対策本部を設置した南陽市は、この火災により、正午時点で山林約50ヘクタールが焼けたことを確認しました。
 また、火災現場近くに住む1世帯2人が昨夜から親戚の家に自主避難したということです。
 午前5時ごろから、隣県を含む消防防災ヘリや自衛隊のヘリが放水を繰り返していますが、現場では風が強く、空気が乾燥していることもあり、消火活動が難航しています。

【住民】記者「山火事は住んでいて初めて?」地元民「初めて。怖いね。びっくりする。」

 観光客にも影響が・・・

【観光客】「一晩中、旅館も煙臭くて。夜は山も赤くなっていて、朝はヘリの音で、目が覚めた。」

 県は「林野火災野火等多発警報」を出し、注意を呼び掛けています。