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松枯れ被害防ぐ農薬散布に「ドローン」導入

 効率的な薬剤散布が期待されます。害虫による松枯れの被害を防ごうと「ドローン」を使った薬剤散布の研修会が酒田市で行われました。

 こちらが、農薬などの散布で導入が始まっている業務用ドローンです。
 これまでの無人ヘリコプターによる散布で課題となっていた、安全性や騒音問題の解決が期待されています。
 県内で初めて行われたこの研修会には、県や庄内地域の自治体職員などおよそ40人が参加しました。
 庄内地域では海岸沿いの松林で害虫による松枯れが多く確認されていて、今年度は合わせておよそ13万本が被害に遭っています。

 ドローンによる散布では自動制御も可能なため、より効率的な作業が期待されるということです。
「薬剤散布をしたところは(松枯れが)止まっているがほかの散布をされていないところが増えているのでそれをなんとか止めていきたい。」