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「人間将棋」開催控え 将棋モニュメント設置

 週末に人間将棋の開催を控える山形県天童市をさらに盛り上げる存在になりそうです。天童市は、市制施行65周年を記念し、将棋モニュメントを設置しました。
 モニュメントが設置されたのは天童駅の東口で、きょうは関係者が集まり、除幕式が行われました。
 
 式には、日本将棋連盟の羽生善治会長も招待されました。
 高さ2m75cm、幅3m50cmのこのモニュメントは、将棋駒3枚を組み合わせたデザインになっていて、3枚すべての文字は羽生会長によって書かれたものです。

 天童の将棋ブランドを未来に引継ぐ、新たなシンボルとして期待が寄せられます。

【日本将棋連盟会長 羽生善治会長】
「多くの人が、この町に訪れた時に記憶に残る、思い出に残るものの一つとしてこのモニュメントがあると非常にうれしい。」

 また、天童市の春の伝統行事「人間将棋」の開催が今週末の13日、14日に迫る中、市は、4月8日午前9時ごろ会場の舞鶴山にあるソメイヨシノの開花を確認。
 市の担当者によりますと例年、開花から1週間ほどで満開を迎えるということで、「人間将棋」が開催されるタイミングで見ごろになるのではと話していました。
 「人間将棋」の対局の様子は、動画サイトでも配信される予定となっています。