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鶴岡市 土砂崩れ現場の復旧工事が完了 夫婦が犠牲

 山形県鶴岡市は西目地区で高齢の夫婦が犠牲となった土砂崩れ現場の復旧工事が完了したことを明らかにしました。

 2022年12月31日、鶴岡市西目で発生した土砂崩れでは住宅など合わせて31軒が巻き込まれ、高齢の夫婦が犠牲になりました。
災害以来市は崩落した土砂やがれきの撤去を行い3月28日をもって工事が完了したことを明らかにしました。

【皆川治鶴岡市長】
「住民の皆様がより安全に日常を取り戻して生活できるようになったのではないか」

鶴岡市によりますと取り除いた量は土砂およそ1万7500立法メートル、がれきはおよそ1700立方メートルに及ぶということです。
片側交互通行が続いていた近くの市道は全面通行が可能となりました。
鶴岡市は今年度、引き続き災害で損傷した市道排水路の復旧作業などを行うことにしています。
また現場では県による工事が行われていてのり面を格子状のコンクリートで補強しています。こちらは2024年度中の完了を目指しています。