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「樹氷」を作るアオモリトドマツの再生に寄付

蔵王の冬のシンボル=「樹氷」を作るアオモリトドマツの再生に役立ててもらおうと、きらやか銀行が県に寄付金を贈りました。

「樹氷」を形成するアオモリトドマツは、害虫被害による立ち枯れが深刻で、このうち地蔵山頂付近ではおよそ16ヘクタール、本数にして6700本ほどの被害が確認されています。
こうした中、2023年3月には県などが中心となり、樹氷の景観の復活を目指す「樹氷復活県民会議」が設立され、育苗や植樹などに取り組んでいます。

きょうはきらやか銀行の担当者が県庁を訪れ、樹氷の保全などに寄付を行う預金商品で集まった25万円を県に贈りました。

【きらやか銀行法人サポート部 木村哲也部長】
「山形を代表する景観がこのままでは無くなってしまうという危機を感じて、樹氷が生まれ変わるように利用してほしい」

「樹氷復活県民会議」では今年度100本ほどの植樹を目標にしていて、寄付金はこうした活動などに充てられます。