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夏山シーズン到来 クマへの警戒強まる

クマ撃退スプレーに花火まで。県内各地で夏山シーズンを迎える中、例年以上にクマへの警戒が強まっています。

やまがた百名山にも選ばれている尾花沢市の「二ツ森」。24日、山開きが行われ、およそ90人が新緑の中での登山を楽しみました。

一方、山に入る際に懸念されるのがクマとの遭遇です。

山開きを主催している「二ツ森を愛する会」では、クマ対策のため前日に登山道の整備を行いました。

【玉野地区公民館 間宮広志館長】
「クマの隠れる場所がなくなるように草刈りをしたり登山道の邪魔になるものを片づけたりそんな形で皆さんをお迎えする準備をしている」

県内の今年のクマの目撃件数は、5月24日現在241件で、過去最多となった去年の同じ時期よりも87件多くなっています。

二ツ森の山開きでは、参加者にクマ鈴や防犯ブザーなど音の出る物の装備を徹底するよう呼び掛けたほか、登山の前に花火を打ち上げ、クマとの遭遇を避けるための対策を行いました。

さらに、これまで1本しか用意していなかったクマ撃退スプレーも追加で購入したということです。

「各班に1本は必ず持たせるようにして取り扱いの説明をしてすぐに出せるように持っているようにしながら(対策を)強化している」

この週末、県内各地で山開きが行われました。23日に山形市で行われた面白山と紅葉川渓谷のオープニングイベントでも、花火や爆竹を鳴らしながらハイキングを実施したということです。

県内では、5月に入り山菜採り中にクマに襲われる人身被害が3件発生しています。音の出る物を身に付けることや1人で山に入らないなど、被害に遭わないための対策が求められます。

「人数が少ないと突然(クマが)現れたりする。そういったことに注意して準備万端で山を楽しんでほしい」