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長崎で平和活動を取材 親子が市長へ報告

 被爆地である長崎市で平和について考える事業が2023年11月開催され山形市の親子が参加しました。
3月25日、この活動報告のため2人が山形市長を表敬訪問しました。

 山形市役所を訪れたのは山形市立出羽小学校を先日卒業した土橋怜生さん(12)と父明晃さんです。
 2人は2023年11月に開催された日本非核宣言自治体協議会が主催する親子記者事業に参加しました。

 この活動は長崎市で被爆者や平和活動に取り組む人などを取材して「おやこ新聞」として自分で記事を書くものです。
 怜生さんは曾祖母が長崎での被爆者であることから戦争の被害や平和の尊さに興味を持ち、この事業への参加を申し込みました。

 山形市からこの事業に参加するのは2人が初めてだということです。

【土橋怜生さん】
「親子記者に参加して被爆した人が当時どんな気持ちだったか分かって、より自分で理解できたことがよかったです。」

【土橋明晃さん】
「(活動を通して息子が)頼もしいなと思った。(中学校では)部活とか勉強も頑張ってほしいが一番は生きていることが奇跡の重なりだと思うのでずっと生きていける術を身に着けてほしい。」

 怜生さんはまもなく始まる中学校生活でも今回の体験を友達に伝えたいと話していました。