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山形みやげの審査会を開催「過大包装」などチェック

 山形県の土産物が適正な状態で販売されているかをチェックする審査会が山形市で開かれました。

「今こちらで土産物の審査が行われています。消費者である観光客の数が回復してきている今、その信頼に応えるために重要な審査となっています」

 審査会は食品関係の企業などで組織する「県観光土産品公正取引協議会」が毎年この時期に行っています。
 きょうは県内の道の駅から無作為に買って来たお菓子や漬物など35点の土産品が並びました。
 10人の審査員は、正しい成分表示になっているかや袋が大きいのに中身が小さいといった「過大包装」になっていないかなどをチェックしました。

「同じラインを使うことがあるかもしれないのでこういう原料を使ったほかの製品を作っているので(アレルギーの方は)気を付けてくださいという表示をしてくれている」
「優しいですね」

【審査員】
「(山形の土産品は)レベルが高いと思った。きっちり表示されていると今まで見ないでただおいしいというだけで食べていたが今度は応援する気持ちで買っていきたい」
「どこ(産)の何(の食材)なのかまで表示していただくとありがたいし買いやすいかなと。それもひとつのアピールにもなると思う」

【県観光土産品公正取引協議会 長谷川正芳会長】
「お土産の市場そのものは間違いなくコロナ前の状況に戻りつつある。お客さんの目線で安心で安全な商品の提供に地道に取り組んでいくことが大事なのではないか」

 審査に合格した土産品は2年間「山形みやげ」として認定されます。