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過去10年で最大規模の山林火災、実況見分始まる 南陽

 過去10年で最大規模の被害となった南陽市の山林火災で5月15日警察や消防が山に入り出火原因や被害状況などを調べる実況見分を始めました。

 5月4日、南陽市宮内の秋葉山で発生した山林火災は、発生から9日目となった12日にようやく鎮火。
 県内では過去10年で最大規模となるおよそ137へクタールが焼け、70代の男性がやけどをしたほか、山小屋やトイレなどにも被害がありました。

 警察と消防は出火原因や被害状況を調べる実況見分を始め、午前8時半すぎから10人ほどが山に入りました。
 焼けた範囲が広いため、実況見分には数日かかる見込みです。

 また市もブドウなど農作物への被害がないかどうか山の周辺から確認を進めていて、調査のため山への立ち入りは当面控えるよう呼びかけています。