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甘くてみずみずしい「山形セルリー」収穫が最盛期に

 山形市特産のセロリ「山形セルリー」の収穫が最盛期を迎えています。

 山形市南石関にある一條克之さんのハウスでは、午前3時前から収穫が行われていました。
 「山形セルリー」は2018年、国が地域のブランド農産物として認定する「GI制度」に登録。
 「山形セルリー」のうち小ぶりの「ひめセルリー」は山形でしか生産されていない品種で、食味が良く、市場でも評価が高いということです。

「甘くてみずみずしいです。そして、程よい香りが広がります。山形の春の味です」

 JA山形市管内では2023年、春と秋あわせて9800万円ほどの出荷額となりましたが、今年は1億円超えを目指しています。
 4月から昼と夜の寒暖差が大きい日が続いたことから、しっかりと甘みが出たということです。

【生産者 一條克之さん】
「非常に大きくて肉厚で青々しい良いセルリーが出来たと思っています。山形の春の旬でもございますので、ご賞味いただければ。」

 収穫は6月下旬まで続き、県内をはじめ東京や仙台の市場にも出荷されます。