2026年6月6日放送
「道の駅 新庄エコロジーガーデン原蚕の杜」歴史ある建物で、旬と出会う。
去年12月にリニューアルし、新たに道の駅として生まれ変わった「道の駅 新庄エコロジーガーデン原蚕の杜」。 昭和初期に開設された蚕の研究施設を活用した、全国的にも珍しいスポットです。 登録有形文化財の趣ある空間と、地元の新鮮な農産物、季節を楽しめるマルシェまで、歩くたびに新しい魅力が見つかりました。

今回取材したのは、「道の駅 新庄エコロジーガーデン原蚕の杜」です。 この場所は、昭和初期に開設された蚕の研究施設を活用した施設で、2000年に研究施設としての役目を終えたあとも、養蚕研究の歴史を伝える複合施設として親しまれてきました。
そして去年12月、道の駅としてリニューアル。 登録有形文化財を活用した道の駅という点も大きな特徴で、全国的に見ても珍しい存在です。
館内には、どこか懐かしさを感じる古風な廊下も。 歴史ある建物ならではの落ち着いた空気が流れていて、ゆっくり歩くだけでもこの場所ならではの魅力を感じられます。写真に収めたくなるような雰囲気もあり、建物そのものを楽しみに訪れる人にもおすすめです。

直売所には、新庄の農産物や加工品が並び、地元の人たちに親しまれている様子が伝わってきました。 実際に、週に1回ほど訪れているという地元の利用客の声もあり、日常使いのしやすさもこの直売所の魅力です。
売り場には、その時季ならではの農産物がずらり。 取材時には、タケノコやスティックセニョール、さまざまな種類のレタスなどが並んでいました。スティックセニョールは、ブロッコリーの脇芽が伸びたもので、風味のよさも魅力とのこと。価格の手ごろさもあって、買いやすいという声が聞かれました。
また、地元の生産者が直接農産物を届けているのも、この直売所の大きな特長です。 出荷に来ていた生産者の方からは、アスパラやアスパラ菜、絹さやを届けていること、長くこの場所に出荷していることも教えていただきました。作り手の顔が見える安心感は、産直ならではです。
この時期のおすすめとして挙がっていたのが山菜。 わらびやミズなど、これからの季節も長く楽しめる山菜がそろうそうで、色とりどりの山菜が並ぶ売り場は見ているだけでもわくわくします。採れたてならではの新鮮さを、そのまま持ち帰れるのはうれしいポイントです。

道の駅の楽しみは、直売所だけではありません。 広場では、5月から11月まで毎月マルシェが開かれていて、キッチンカーや手作り雑貨、旬の農産物など、さまざまなお店が並びます。

取材では、まずクレープのキッチンカーへ。 おすすめは、バナナを1本まるごと使ったクレープと、いちごがたっぷり入ったスペシャルクレープ。見た目にも華やかで、いちごやバナナの存在感がしっかり感じられる一品でした。かわいらしいトッピングも印象的で、思わず写真を撮りたくなるような仕上がりです。

続いて出会ったのは、本格的なホットドッグのお店。 一番人気はロングホットドッグで、目を引く長さにまず驚かされます。食べごたえのあるソーセージにパン、さらにシャキシャキの野菜が合わさって、満足感のある味わいでした。

さらに、製餡業のお店「悠豆里庵」にも立ち寄りました。 こちらでは、自家製あんこを使ったあんみつやおしるこが並び、この日のおすすめはおしるこ。北海道産のあんこを使い、さっぱりめに仕上げたあんに、大麦から作った水あめを加えることでコクを出しているそうです。お餅とのなじみもよく、やさしい甘さの中にしっかりとしたこだわりが感じられました。
「道の駅 新庄エコロジーガーデン原蚕の杜」は、歴史ある建物の魅力と、地元の旬の味覚、さらに季節のにぎわいがひとつになった場所でした。
登録有形文化財ならではの風格を感じながら、直売所で新鮮な農産物や山菜を選び、タイミングが合えばマルシェでキッチンカーグルメも楽しめる。 立ち寄るたびに違った表情に出会えそうな、地域の魅力が詰まった道の駅です。
取材情報
道の駅新庄エコロジーガーデン原蚕の杜
新庄市十日町6000−1



