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大雨被害で集団移転事業が進む戸沢村蔵岡地区で稲刈り本格化

24年7月の記録的大雨で、農地全体が水に浸かる被害を受けた戸沢村蔵岡地区。集団移転事業が進むなか、田んぼが復旧してから2度目の稲刈りが行われています。

【中村健一さん】
「ようやく普通に農作業できる状態になった」

蔵岡地区で農業を営んでいる中村健一さん。

24年7月の豪雨で自宅や農機具、所有する田んぼ全てが水に浸かりましたが、被害を乗り越え蔵岡でコメ作りを続けています。

26年は雨の日が続いた影響で思うように稲刈りが進みませんでしたが、好天に恵まれた17日から本格的に始めています。

コメの生育は順調だという中村さんですが、コメの価格が安定しない状況には不安を募らせています。

「農協の座談会に参加したら(政府による)備蓄米の買戻しの話が進んでなくて、買い付けがさらに安くなるという話を聞いた。そこは農協を責めるわけにもいかないし、誰を責めるわけにもいかないので、国に願うしかない」

蔵岡地区の集団移転事業をめぐっては、今ある住宅は取り壊される予定ですが、地区内にある田畑では農業を続けることができます。

農機具の修理や農地の復旧に多額の費用を投じてきた中村さんにとっては、儲けがないと厳しい状況ですが、それでも、自慢のコメを食卓へ届けることをやりがいにコメ作りを続けています。

「土の中のミネラルとか栄養でいっぱい吸っておいしいコメになってくれればいいと思うがそれは期待していいと思う。自分で刈った稲を食べるのがまた楽しみ」