2026年6月27日放送
南陽市・熊野大社で出会う初夏の彩り アジサイと風鈴が彩る「季色-ときいろ-」
今回取材したのは、南陽市にある熊野大社です。初夏の境内では、色鮮やかなアジサイが石段を彩り、拝殿の周囲には風鈴の涼やかな音色が広がります。季節のうつろいを感じながら、歴史ある社でゆったり過ごせる、この時季ならではの魅力をお伝えします。

熊野大社では、6月1日から「季色-ときいろ-」が行われています。拝殿へと続く石段には、およそ100鉢のアジサイが並び、参道は華やかな色彩とグラデーションに包まれていました。
青や紫、ピンクなど、ひと鉢ごとに表情が異なるアジサイは、思わず足を止めて眺めたくなる美しさ。石段と社殿を背景にした景色は、写真に収めたくなるような風情があります。
この「季色-ときいろ-」は今年から始まった祭りで、日々色を変えていくアジサイにちなみ、「変化を恐れず、素直な心を養ってほしい」という願いが込められているそうです。花の美しさだけでなく、そこに込められた思いにも心を引かれます。

石段を上りきると見えてくるのが、熊野大社の拝殿です。現在の形に修復されてからおよそ240年の歴史があり、入母屋造りのかやぶき屋根が特徴。県の有形文化財にも指定されています。
その歴史ある拝殿の周囲を彩るのが、およそ2000個の風鈴です。これは、風と風鈴の音に願いを込める祈願祭「かなで」の飾り。風が吹くたびにやさしい音色が重なり、境内全体が涼やかでやわらかな空気に包まれていました。
アジサイの彩りに目を奪われたあと、今度は風鈴の音に耳を傾ける――。視覚と聴覚の両方で季節を味わえるのが、熊野大社ならではの魅力です。期間によっては、「季色-ときいろ-」とあわせて楽しめるのもうれしいポイントです。

「季色-ときいろ-」の開催期間中は、限定のお守りや限定のおみくじも用意されています。
中でも目を引くのが「花おみくじ」。花を選ぶような感覚で楽しめるおみくじで、季節の行事らしい華やかさがありました。お参りの記念として手に取りたくなる、特別感のある授与品です。
開催は7月10日まで。アジサイの彩り、風鈴の音色、そしてこの時季だけの授与品と、初夏の熊野大社には訪れる楽しみがそろっています。

南陽市の熊野大社は、歴史ある社殿と季節の美しさが調和する、初夏に訪れたいスポットでした。約100鉢のアジサイが彩る石段と、約2000個の風鈴が響く境内は、この時季ならではの特別な景色です。ゆっくり参拝しながら、花と音に包まれるひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
熊野大社
南陽市宮内3707−1



