2026年6月13日放送
「天然氷菓そよぎ」で出会う新感覚スイーツ『たい焼きサンド』
今回取材したのは、天道市泉町にある「天然氷菓そよぎ」。 創作菓子工房ボンむらやまが手がける、夏限定のかき氷専門店として知られるお店ですが、オフシーズンにはボリュームたっぷりの「たい焼きサンド」が楽しめます。 パティシエならではの発想が詰まった、これまでのイメージをくつがえす一品に出会いました。

「天然氷菓そよぎ」は、創作菓子工房ボンむらやまが手がける夏限定のかき氷専門店です。 そんなお店がオフシーズンに始めた新たな挑戦が、「たい焼きサンド」。
考案したのは、ボンむらやまの村山社長。 目指したのは、いわゆる“普通のたい焼き”ではなく、パティスリーならではのスイーツ感覚を取り入れた新しいスタイルです。
皮の中にあんを包んで焼くのではなく、皮は皮として焼き上げ、あとから好きな具材を挟むという発想。 その自由なスタイルから生まれたのが、見た目にも楽しい「たい焼きサンド」です。

スタート時は8種類だったメニューは、アイデアの広がりとともに増え、現在は14種類に。 「来るたびに変わっている」と感じてもらえるのが理想だそうで、一期一会の出会いもこのお店の魅力のひとつです。
生地にもこだわりがあり、ふわふわ食感を目指して卵の量は通常の倍。 さらに、焼き上がってからも空気を抱き込むように仕上げているため、一般的なたい焼きの“パリッ”とした印象とはひと味違う、やわらかく軽やかな口当たりが楽しめます。
その食感は、たい焼きというよりワッフルを思わせるような仕上がり。 具材との相性を引き立てる、やさしい甘さも印象的でした。

数あるメニューの中でも人気を集めているのが、1日30個限定の「プリンアラモード」。 濃厚なプリンクリームと生クリームをたっぷり挟み、さらに色とりどりのフルーツをトッピングした、華やかな一品です。
目を引くのは、なんといってもそのボリューム感。 厚みのある見た目に驚かされますが、ふわふわの生地と、なめらかなクリーム、みずみずしいフルーツの組み合わせが軽やかで、最後までおいしく味わえます。
スイーツとしての満足感はもちろん、パティスリーが手がけるからこその完成度の高さも感じられるメニューです。

「たい焼きサンド」のおもしろさは、甘いメニューだけにとどまりません。 しっかり食べたい人におすすめなのが、「ジャーマンポテト」です。
ほんのり甘い生地に、塩気の効いたジャーマンポテトをたっぷりサンド。 具材は少し濃いめの味付けで、食べ応えを意識して作られているそうです。
実際に味わってみると、甘さのある生地としょっぱい具材がよく合い、意外性のあるおいしさに驚かされます。 スイーツの枠にとらわれない、たい焼きサンドの可能性を感じる一品でした。

店内で目を引くのが、あちこちに飾られた犬や猫のアクリルスタンド。 実はこれ、たい焼きを「食べる側」ではなく、「食べている人を見つめるペットの視点」をイメージしたものなのだとか。
「おいしそうだな」「ぼくにも食べさせてよ」——そんな声が聞こえてきそうな、おねだりしているような表情やポーズがなんともユニーク。 よだれをたらしたデザインのものもあり、店内のあたたかな雰囲気をより印象深いものにしています。
おいしさだけでなく、こうした遊び心に触れられるのも、このお店ならではの楽しみです。
たい焼きサンドは、今後も9月から始める予定とのこと。 新しいアイデアについても構想があるそうですが、詳しい内容は“まだ内緒”。
どんなメニューが登場するのか、秋以降の展開も気になるところです。 訪れるたびに新しい楽しみがありそうで、次回の一品にも期待が高まります。
取材情報
天然氷菓そよぎ
天童市泉町1丁目13−14



