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10月酒税一本化 クラフトビールメーカー値上げへ

10月から税制改正によりビール・発泡酒・第3のビールの酒税が一本化されます。県内のクラフトビールメーカーからは「値上げせざるを得ない」との声が上がっています。

さわやかな秋晴れのもと行われたクラフトビールを味わうことができるイベント。
 
山形市初のクラフトビール醸造所「蔵王ブルワリー」が21日、22日の2日間開催しています。

県産のパッションフルーツを使用したイベント限定のビールなど、8種類のビールを味わえるほか、キッチンカーなども出店し県内外から多くの人が訪れていました。

【高坂瑠奈アナウンサー】
「皆さんの笑顔を引き出している、この祭りに欠かせないビールですが、そのビールをめぐって来月大きな変化があります」

10月から税制改正によりビール系飲料の酒税が一本化されます。
 
現在、350ミリリットルあたりの酒税はビールが63.35円、発泡酒や第3のビールはこれよりも低い税率です。

しかし10月以降、ビール・発泡酒・第3のビールともに54.25円に統一されるため発泡酒と第3のビールは税率が上がることになります。

【蔵王ブルワリー海谷康裕社長】
「県内で当社含めて9社、クラフトビールメーカーがあるが全社が発泡酒。今回の税制改正は向かい風ではある」
 
海谷社長によりますとクラフトビールを手がける県内企業は、税率が上がる「発泡酒」の分類になるということです。

販売価格への影響が懸念されています。

【蔵王ブルワリー海谷康裕社長】
「酒税の関係もあるが、それ以外でも原材料やすべてのものが値上がりしているので私たちもどうしても値上げせざるを得ない。11月を値上げの予定としている。現状の価格から1割ほどは値上げをせざるを得ない状況」

消費者だけでなく、県内のビール会社にも大きな影響を与える酒税の改正。

海谷社長は「消費者に選ばれるための商品づくりを手がけていきたい」と意気込みます。

【蔵王ブルワリー海谷康裕社長】
「大手には出せない、クラフトビールならではの味わいや思いの詰まったビールをこれからも作り続けていきたい」