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値上げの秋でも“値上げしません”宣言 県内スーパーの狙い・背景は

「値上げの秋」のニュースからお伝えします。

帝国データバンクによりますと原油やナフサの高騰、そして物価高などの影響で、1日から値上げとなる飲食料品は4923品目。前の年の同じ時期と比べるとおよそ3倍で、2022年以降では過去4番目の多さとなりました。

分野別ではマヨネーズやドレッシング醤油といった「調味料」と冷凍食品、レトルト食品などの「加工食品」が特に多くなっています。26年最大規模の値上げラッシュとなる中、県内に「値上げしません」と宣言するスーパーがありました。

「今年最大の値上げラッシュ。対象となるドレッシングを見てみると大容量のものは税抜で600円ほど。ただ、その隣の大容量のものは298円。値上げの影響を受けていない」

山形・宮城に62店舗を展開するスーパー「ヤマザワ」。陳列棚には「100品値上げしません」のチラシが掲げられています。

【ヤマザワ商品部 根本剛マネジャー】
「色々な分類のものが値上げになってしまっている。販売する側も非常に難しい。お客さんに負担がかかっている。仕入れ値自体は既に上がっているので利益を削る形で売価を維持している」

その秘密は自社で手掛ける「プライベートブランド」。メーカーから仕入れる際の手数料などがかからず価格を抑えて提供することが出来ます。

ヤマザワでは8月にも「値上げをしない」キャンペーンを行い売上が20%ほど上昇。消費者の反応も上々です。

「(買い物に来るたび)買った物の値上げを感じる。」
「(値上げしない商品があるのは?)うれしい。」
「今まで別の商品を使っていたけど買ってみて気に入ったら安いものでも良いなとなる」

今回、対象となるのは調味料や缶詰、冷凍食品などの日用品100品。売れ行き次第では10月も価格の据え置きを検討しているということです。

【ヤマザワ商品部 根本剛マネジャー】
「値段が上がっても自分の好みの商品があるとは思うが『これは安い商品でも良い』というように選択肢を増やしてお客さんの家計を支えられるような取り組みが出来れば」