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サクランボ収穫量”1万トン超”予想 生産現場では不安を抱えながら奮闘続く
「『去年よりは良いね、でも豊作ではないよね』、この二言目は必ずどの人に聞いても出てくる」。県が発表した1万トン超えという予想収穫量。生産現場では、不安を抱えながらの奮闘が続いています。
【武田駿さん】
「投資をして、受粉作業をして、人件費をかけて、サクランボをならせようとしているのになかなか結果がともなっていない」
県は21日、今年のサクランボの予想収穫量について、3年ぶりに1万トンを超えると発表し、不作からの脱却の可能性を示しました。しかし、県内の一部農家の現状は。
「枝を見ると実が見えない枝があるのでもう少し実が付いていても良いのではないかという表現があたるのかな」
東根市の農家・武田駿さんは、収量を増やすためにマメコバチの管理に加え、人工授粉も行ってきましたが、期待していた着果量にはなりませんでした。さらに順調に着果が進んだ品種についても不安は募ります。
「実が割れる可能性もあるし、一番のネックとしては(今後の)高温。これからの高温でロスが出ればまた減ってしまうし、いかにこの付いた実を大切に適切に処理していくかというのが課題。それに命をかけている」
武田さんの園地では、紅秀峰ややまがた紅王は安定して着果しましたが、佐藤錦に関しては園地や木によってバラつきがあるということです。
「決して佐藤錦が悪いとは思っていない。ただ、もうそろそろ経営の10割の「佐藤錦」を、高温でも期待できる紅王、紅秀峰に切り替えていき、例えば(割合を)6:4にするとか、経営自体も考えないといけない時代になった」
「死ぬまで戦うでしょ。県の指標通り収量1万トンを超える、あの数字を超えるように頑張りたい」
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