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田植えシーズンを前に苗の適正管理呼びかけ

 本格的な田植えシーズンを前に県の担当者が生産者のハウスを巡回し苗の適正な管理を呼び掛けました。

 山形市にある「JAやまがた本沢育苗センター」のこちらのハウスでは、「つや姫」や「はえぬき」など、およそ1300平方メートル分の苗を育てています。
 きょうは県の担当者がハウスを訪れ、気温が高くなる場合はハウス内を換気し、こまめな温度管理を徹底するよう呼び掛けました。
 また苗の葉や根本を見たり、丈を測ったりするなどして生育具合を確認していました。
 担当者によりますと、4月16日に種をまいた「つや姫」は7cmほどまで育ち今のところ高温による影響はなく、順調に生育しているということです。
しかし、26日から28日まで気温が平年よりもかなり高くなる見込みで、寒暖差に弱いとされる苗の管理について注意が必要です。

【JAやまがた営農米穀課 古内拓己係長】
「県の方でも高温少雨対策マニュアルを出してもらっているので、マニュアルを活用して、我々が指導する場面でも生産者の方に技術を周知して徹底していく必要がある。」

 JAやまがた管内では、5月15日ごろに田植えが本格的に始まるということです。