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山形市野草園でサクラが見頃 見どころ紹介

春本番の陽気が続く中、山形市野草園では様々な種類のサクラなどが見頃を迎えています。

 標高およそ550メートルにある山形市野草園。
 およそ100種類の草花が本格的な春の訪れを感じさせます。
 職員の清野さんに案内してもらいました。

 こちらはおよそ1万株が自生する「ミズバショウ」。
 葉が変化した白い「仏炎苞」の中に緑色の小さな花を咲かせます。

 満開の「オオヤマザクラ」とのコラボレーションが見どころです。

【山形市野草園 清野正敏さん】
「手前がミズバショウの白、奥がオオヤマザクラのピンク、そのピンクが水面に映って、それぞれの場面がとてもきれいなスポットになります。オオヤマザクラも見ていただくとわかるように、一色でなくて濃いピンクがあったり、白っぽいものがあったり、我々人間と同じように個性があってそれもまた楽しめます。」

 一方、園内には世界でこの場所にしかないサクラも。
 ミヤマザクラとカスミザクラが自然交配して生まれた「ミヤマカスミザクラ」です。
 その開花状況は・・・。

【山形市野草園 清野正敏さん】
「残念ながら、つぼみもそんなに膨らんでいるとはいえない状態かなと思いますので、5月に入ったらかなり蕾も膨らむでしょうし、もしかしたら天候次第ですが、開花もしているかなという風に期待しています」

 ほかにも「シラネアオイ」や「ニリンソウ」などの花々を楽しむことができます。

【仙台から】
「ザゼンソウとミズバショウが一緒に見られるところはなかなかない。」
「いろんな野草がいっぱいある。好きなのはリュウキンカ。」

 現在16種類のサクラが満開となっている山形市野草園では「サクラ祭り」が5月6日まで開かれています。