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啓翁桜の産地・西川でツアー 県内外から愛好家招く

 山形県内有数の「啓翁桜」の産地=西川町では、県内外の愛好家を招き園地を見学するツアーが開かれました。

 このツアーは西川町の「月山朝日観光協会」と、全国におよそ190のフラワーショップを展開する「日比谷花壇」が初めて企画しました。4月18日、県内外からおよそ20人が参加し、14ヘクタールと広大な規模を誇る、西川町吉川地区の園地を見学しました。
 園地では町の啓翁桜生産組合の金子光弥組合長が、育てる際の苦労や工夫などを説明しました。

【西川町啓翁桜生産組合 金子光弥組合長】
「10月下旬から11月に、啓翁桜をとる。それを雪の下に入れる。その状態で、2、3カ月は持ちます。雪のあるところの知恵です」

 参加者は生産者の声に耳を傾けると共に園地を見学していました。

【神奈川・厚木市からの参加者】
「お花が、ソメイヨシノともまた異なって、かわいらしいリンゴの花のようで、かわいらしいと思った。」

【横浜市からの参加者】
「本当にきれいでした。啓翁桜がどうやって育てられているか関心があったので、(園地を)初めて見られてよかった。」

【西川町啓翁桜生産組合・金子光弥組合長】
「園地でどういうふうに咲いているかが、全く分からない状態だったみたいなので、こういうところ(園地)を色んな人に見てもらえれば、啓翁桜の魅力を伝えられると思う。」

 西川町では、今後もこうしたツアーを企画していく考えです。