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旧家に伝わる珍しい五月人形や掛け軸など展示 村山市
5月5日の「こどもの日」を前に、旧家などに伝わる珍しい五月人形などを集めた企画展が村山市で開かれています。
村山市の「最上徳内記念館」で開催しているこの企画展。市内の旧家などに伝わる五月人形や掛け軸など30点あまりが展示されています。
平安時代、魔除けとして菖蒲の花を飾ったことに由来する節句飾り。
のちに兜や人形などを飾る風習に変わっていったとされています。
こちらはその武勇にあやかろうと豊臣秀吉や源義家など実在の武将をもとに作られた武者人形たち。
虎退治で有名な加藤清正も、力強い表情で子どもたちの健やかな成長を見守ります。
また、金太郎や弁慶など物語を題材にした五月人形も訪れた人の目を楽しませています。
【最上徳内記念館鈴木正人さん】
「多くの子どもたちがいると思うが、何事にも勇気をもって立派に育ってほしい。こどもの日も近くあるのでぜひ皆さんにご覧いただきたい」
端午の節句展は「最上徳内記念館」で5月28日まで開かれています。