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県立河北病院と寒河江市立病院の統合に向け、合意書

 西村山地域の病院再編についてです。県立河北病院と寒河江市立病院の統合に向けた合意書を県と寒河江市が取り交わしました。

 西村山地域では少子高齢化の影響で患者や医療従事者の減少が大きな問題となっています。これを受け診療機能を集約化させた新たな医療体制づくりとして県立河北病院と寒河江市立病院を統合し、新病院を整備することが検討されてきました。
 3月28日は佐藤洋樹寒河江市長が県庁を訪れ県立河北病院の設置者にあたる県の吉村知事と基本合意書を取り交わしました。
合意書には新病院の立地や運営体制などを検討する組織を新たに立ち上げることなどが記されています。現時点でベースとなっている構想では15の診療科で160から180の病床を構え、2031年度を目安に開院する予定だということです。

【吉村美栄子知事】
「西村山地域の皆さんにより良い医療提供が出来る体制をとるべく、西村山地域の中核的な役割を果たす新しい病院を整備するというスタートラインに立った。」

【佐藤洋樹寒河江市長】
「ただ単に二つの病院を一緒にしていくだけ、効率性だけを求めていくのではなくて、やはり地域の様々なニーズを踏まえた病院を作っていく。そのためには診療体制、診療機能が対戦大事になっていく。」

新しい病院の開設場所が未定で今後は県と寒河江市が中心となって新病院の整備を進めていくということです。