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山形県内の景気判断、1年1カ月ぶりに下方修正

山形県内の最新の金融経済概況が発表され景気判断は1年1カ月ぶりに下方修正となりました。

日本銀行山形事務所は、県内の景気判断を「緩やかに持ち直している」から「一部に弱さがみられるものの、基調としては緩やかに持ち直している」に下方修正しました。
要因としてはこれまでの物価高を受けた節約志向に加え、暖冬の影響で冬物衣料や暖房家電などの季節商品が低迷したことを挙げています。

また一部自動車メーカーの生産・出荷停止を受け、自動車販売が大幅に減少したことも要因としました。
下方修正は2023年2月以来、1年1カ月ぶりです。
そして3月日銀が発表したマイナス金利政策の解除が県内経済に与える影響については、日銀山形事務所の川村憲章所長は「預金金利や貸出金利が大幅に上昇するとはみていない」としました。