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慶應義塾大学先端生命科学研究所と県と鶴岡市が協定

 山形県内における医療や農業分野の研究をさらに進めようと鶴岡市の「慶應義塾大学先端生命科学研究所」と県などが協定を結びました。

 2001年に初めて交わされたこの協定。6期目となる3月27日の締結式では慶應義塾大学の伊藤公平塾長と吉村美栄子知事それに皆川治鶴岡市長が協定書でサインを交わしました。

 これまでこの協定では慶応大・先端研の技術を使い鶴岡市のワイナリーが産学官連携でワインを醸造。2023年5月のG7広島サミットで各国首脳に振る舞われるなど成果も出ています。
 今回の協定では、今後も医療・農業分野での研究を推進し、地域活性化や産業振興に生かしていくことが盛り込まれました。

「いまやバイオといえば鶴岡市の慶應・先端研。さらなる研究の進展、地域との連携交流の拡大を期待している」

 県と鶴岡市では今後の5年間で合わせて35億円の予算を投じる予定です。