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JR米坂線 利用者からは早急な復旧を望む声

3月26日行われたJR米坂線の復旧検討会議についてです。課題である費用負担など具体的な議論が進まない中、利用者からは早急な復旧を望む声があがっています。

 JR米坂線は2022年8月の豪雨以降、長井市の今泉駅から新潟県の坂町駅の間で運休していて、バスによる代行運転が続いています。
 復旧する場合の費用は86億円と見込まれ、JRや国、沿線自治体での費用負担のあり方が注目されています。
 26日およそ半年ぶり開かれた2回目の会議では、自治体側がデータなどを使い復旧の必要性を訴えましたが、それ以上の議論は進みませんでした。
 運休から1年半以上がたっても議論が深まらない状況です。

【小国町から米沢市内の高校に通う利用者】
「人数の割合に対してバスの大きさがあってないときがあってそういう時は大変」

【小国町から米沢市内の高校に通う利用者】
「圧倒的に電車の方が時間の融通が効くので電車の方が使いやすい。自分が高校生のうちには復旧しないというのは感じている。復旧は難しいかもしれないが鉄道は元に戻してほしい」

 JR側は次回の会議を早期に開催し、復旧への考えなどを示す方針です。