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築100年以上 旧 吉池医院 特別公開 山形市
2023年1月に閉院した山形市にある築100年以上の医院の内部を公開する企画展が、3月15日に始まりました。
山形市十日町にある旧 吉池医院。去年1月までは、医師・吉池章夫さんが妻と営んでいました。
建物は、大正時代初期に造られた築112年の歴史があり、文翔館の設計顧問も務めた建築家・中條精一郎さんが設計しました。
企画展は、去年11月に続き2回目で、この貴重な建物を多くの人に知ってもらい、これからの街作りに生かそうと、建築やデザインの専門家など、約10人が企画しました。
院内には、建物の設計などに関わった建築家などが紹介されているほか、当時 診察で使われていた机などが、そのまま展示されています。
【訪れた人】
「外（外観）は、何度も見ていて好きだった。中がどうなっているんだろうと楽しみにしていた。思った以上にいい建物だと思った」
「ここで診察してもらい、待合室で子どもと待っていて、懐かしいなと」
【近代建築山形ミュージアム委員会 熊坂俊秀 代表】
「この建物の良さを出来るだけ多くの人に共有してもらえれば、街の財産になると。皆さんに共感してもらって（建物が）残って、使われ続けてほしい」
旧 吉池医院の企画展は、入場無料で3月24日(日)まで行われています。
また 期間中の3月20日(水.祝)には、ピアノなどのコンサートが開かれる予定です。
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