2026年10月24日放送
かみのやま温泉を歩いて満喫!武家屋敷とご当地スイーツ、足湯めぐり

かみのやま温泉の湯町には、上山で初めて温泉が見つかった場所とされる足湯があります。取材時は点検工事中で利用できませんでしたが、温泉街の原点に思いをはせながら、町歩きをスタートしました。
通りを進むと見えてきたのは、かやぶき屋根の建物が並ぶ武家屋敷通り。江戸時代に建てられた屋敷が4軒残っています。そのうちの一軒、三輪家の屋敷は約200年前、江戸時代後期の建物です。かつて上山藩主の側近である「側用人」が住んでいたといいます。
屋敷の中には、当時の暮らしを感じさせる台所や、身を守るために使われたという「武者隠し」も。奥へ進むと庭を眺められる場所があり、模造刀を手に取って武士の気分を味わうこともできました。歴史を身近に感じられる、見どころの多い一軒です。

上山城を横目に公園を抜け、城下町の面影が残る十日町通りへ。立ち寄ったのは、100年以上の歴史を持つ菓子店「十五屋本店」です。和菓子からケーキまで幅広くそろい、店主の明るく気さくな接客も魅力です。

いただいた和菓子「白頭翁」は、白あんに柚子を合わせた一品。白あんのやさしい甘さに、柚子の爽やかな香りが広がります。2008年開催の全国菓子大博覧会では、経済産業大臣賞を受賞しました。名前の由来となった花は、歌人・斎藤茂吉が好んだ花として知られているそうです。

もう一品は、創作チーズケーキ「星屑ノ夜空」。なめらかなレアチーズの上に青いソーダゼリーを重ね、金箔などをあしらった華やかなケーキです。チーズの濃厚さとソーダの風味が合わさり、見た目にも味わいにも遊び心があります。店内のカフェスペースでは、香川県のあられ「おいり」を無料でトッピングできるサービスも楽しめます。

町の中心部から少し歩いた先で見つけたのは、2018年に県内初のプリン専門店としてオープンした「山形プリン」。看板商品の生プリンは取材時に完売していたため、20食限定の「生キャラメルプリン」をいただきました。
昔ながらの固めのプリンに、生クリームと温めた特製生キャラメルソースを合わせます。冷たいプリンと、とろりとした温かいソースのコントラストが印象的。山形県産のやまべ牛乳と紅花卵を使うなど、県産食材にもこだわっています。

散策の途中には、そば店「みそのそばや」にも立ち寄りました。手打ちそばと天ぷらを楽しめるお店です。天ぷらには、山形県内で親しまれている菊「もってのほか」や、秋の味覚アケビが使われていました。菊は香りが残り、アケビはほろ苦さがアクセントに。そばには山形県産の「でわかおり」が使われており、しっかりとした歯ごたえと香りを楽しめました。

町の景色や味覚を楽しみながら歩き、目標の8000歩を達成。最後に訪れたのは「かみのやま温泉歓迎湯」の足湯です。スタート地点の足湯は点検中でしたが、こちらでは温かな湯に足を浸すことができました。
歩いた後の足にじんわりと伝わる温かさに、思わずひと息。空の下でくつろぎながら、かみのやま温泉の町歩きを締めくくりました。
取材情報
街十五屋本店
住所:上山市十日町1−13
山形プリン
住所:上山市葉山4−33
みそのそばや
住所:上山市石崎1丁目4−19



