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乳児殺害・遺棄事件 母親が起訴内容を認める

25年4月、河北町の自宅アパートで出産した男の子を殺害した罪などに問われている39歳の母親の裁判員裁判が始まり、女は起訴内容を認めました。

殺人と死体遺棄の罪で起訴されているのは、大蔵村清水の無職、矢口美菜被告(39)です。

起訴状によりますと、矢口被告は25年4月ごろ、自宅アパートで出産した男の子の首を右手で圧迫して窒息死させたうえ、遺体をビニールに包み、段ボールに入れて、車や自宅のクローゼットに隠した罪に問われています。

26日、山形地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、矢口被告は起訴内容について、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

その後の冒頭陳述で、検察側は、矢口被告が同居していた交際相手に妊娠を知られたら交際関係が終わってしまうなどと考え、出産後、気づかれる前に犯行に及んだと指摘しました。

また、生まれたばかりの男の子の生命を奪った行為について、自己中心的で無責任、結果は重大だと主張しました。

一方、弁護側は、矢口被告がうつ病を患っていることや、交際相手から避妊しない性交渉や5分以内のLINEへの返信を求められるなど、精神的に追い詰められていたことが、犯行の意思決定に影響したと主張しました。また、矢口被告が自首し、反省していることなどから、執行猶予付きの判決を求めました。

今回の裁判は量刑が争点となっていて、27日は被告人質問が行われます。