2026年10月17日放送
「界 蔵王」で山形の魅力を満喫 蔵王の絶景と温泉で心ほどけるひとときを。

今回取材したのは、開業したばかりの星野リゾートの温泉施設「界 蔵王」です。 蔵王の自然をどの角度からも楽しめる建築や、源泉濃度を段階的に味わえる大浴場、山形らしさを感じる食や文化体験など、滞在のあちこちに地域の魅力が詰まっていました。 心と体をゆっくり整えたいときに訪れたくなる一軒です。

「界 蔵王」でまず目を引くのが、その建物の形です。 実はこの建物、正十四角形。蔵王の山並みや空、周囲の自然をどの角度からも楽しめるように、裏側のない造りになっています。
「界 蔵王」の大きな魅力のひとつが、蔵王温泉を自分のペースで楽しめる工夫です。 大浴場では、源泉濃度を3段階に分けた湯船を用意。仕上げ湯として入る「0の湯」、肌を刺激にならす「50の湯」、そして源泉そのままの「100の湯」と、少しずつ体を慣らしながら入浴できます。
強い酸性が特徴の蔵王温泉を、無理なくじっくり味わえるのはうれしいポイントです。
さらに、館内にはウェルネスエリアも。 ほのかな明かりの中でゆっくり汗を流せるサウナは、温度85度前後。大きな窓から山並みを望む水風呂もあり、自然を感じながらクールダウンできます。休憩スペースは開放感があり、湯上がりやサウナのあとの時間もゆったり過ごせます。
ウォーターサーバーのそばには、紅花入りの琥珀糖やラ・フランスのドライフルーツも。こうしたさりげないおもてなしにも、山形らしさが感じられました。

温泉スパイラルの締めくくりとして訪れたいのが、屋上にあるルーフトップガーデンです。 蔵王の御釜をモチーフにしたジェットバスが設けられ、360度の景色が広がります。朝の雲海、夕焼け、星空と、時間によって表情を変える蔵王の風景を楽しめるのも魅力です。
草花には山形の在来植物も取り入れられていて、景色だけでなく足元からも土地の自然を感じられる空間になっていました。

客室でも、その眺めはしっかり楽しめます。 大きな窓が印象的な「くれないモダンの間」は、紅花をイメージした赤を基調にしたデザイン。正十四角形の建物を生かし、扇のように広がる造りが特徴です。
インテリアには、山形緞通のタペストリーや平清水焼きの茶器など、山形の伝統工芸を随所に採用。宿で過ごす時間の中で、自然に地域文化に触れられるのもこの宿ならではです。 特別室には露天風呂もあり、蔵王の自然を感じながら、より贅沢なくつろぎの時間を楽しめます。

「界 蔵王」では、地域の歴史や文化に触れられる体験プログラムも用意されています。 ご当地楽として行われているのは、「こころに紅を刺す時間」と題した俳句体験。色鮮やかなガラスペンと四季のインクを使い、紅花の和紙に思いを綴る内容で、旅先ならではの静かな時間を楽しめます。

そして、旅の楽しみとして欠かせないのが食事です。 夕食では「べにばな山菜懐石」を提供。メインは、鴨肉やセリ、5種類のキノコを味わう月山鍋です。
舞茸は風味豊かで、もくずがにのだしのうまみもしっかり。鴨肉はやわらかく、上品な甘みが感じられ、だしの味わいがよくなじんでいました。山形の食材の魅力を丁寧に引き出した一品で、食事の時間からも土地の個性が伝わってきます。
取材情報
界 蔵王
住所:山形市蔵王温泉903-2
HP:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaizao/






