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飛島で発見された遺体 警察が司法解剖を行い死因と身元の確認を急ぐ

酒田市で6歳の男の子が行方不明になってから19日目となった23日、男の子の可能性がある遺体が、自宅からおよそ40㎞離れた離島、飛島の海岸で発見されました。警察は司法解剖を行い、死因と身元の確認を進めています。

9月5日から行方不明になっているのは、酒田市東泉町5丁目の高橋優斗さん(6)です。

酒田署によりますと、優斗さんの可能性がある遺体は、23日午前11時20分ごろ、酒田市飛島の西側にある荒崎海岸で、うつぶせの状態で発見されました。

【遺体を発見した人】
「余りにも悲惨な姿だったので涙が止まらなかった」

優斗さんが最後に目撃されたのは9月5日午前9時ごろ、自宅から700mほど離れた東泉町6丁目公園です。その5分前には画面の左から右に公園の方向へ走っていく優斗さんの姿が確認されています。

警察はこれまでに延べ1100人の捜査員を投入。同時間帯検問を行うとともに、公園の先にある川に優斗さんが転落し、流された可能性があるとみて、周辺の川や海など、幅広く捜索を続けてきました。

そして23日、優斗さんの可能性がある遺体は、自宅から北西におよそ40㎞離れた酒田市飛島で発見されました。

【遺体を発見した人】
「(Q昨日は清掃活動しようと思って行った?)行った。前回ボランティアがやってくれたところがまだ散らばってたから」

地元の人によりますと遺体が見つかった荒崎海岸は、ゴミなどがよく漂流してくる場所だといいます。警察は、優斗さんの可能性のある遺体が島に流れ着いた可能性があるとみて、司法解剖を行い、死因と身元の確認を進めています。

また、事件性の有無も含め、これまで提供があった防犯カメラの解析も進めています。

では、酒田市の沿岸から飛島まで流される可能性は実際にあるのでしょうか。海の流れに詳しい専門家に聞きました。

酒田市の沖合、およそ40㎞に位置する飛島。今回、遺体が見つかったのは、島の西側にある荒崎海岸です。

【水難学会 安部淳理事】
「経過した日数から考えても40㎞流れ着くのは不思議ではない」

海の流れに詳しい水難学会の安部淳理事は、海に流されたものは海流だけでなく、風の影響を受けながら移動すると話します。

「漂流物に関しては水面付近を浮いた状態で漂う。海流が逆であっても風向きが台風の影響で流される方向に吹いていた可能性がある」

また、もし遺体が優斗さん本人なら、発見が遅れたのはすぐには水面に浮かばず、発見されないまま移動した可能性があるためと指摘します。

「亡くなられた当日は沈んだと思う。空気が抜けて。発見されずに川を移動したと考える」

ただ、実際にどこから、どのような経路で流れてきたのかについては、当時の風向きや波、海流などを詳しく調べなければ判断できないということです。