YTS NEWS

News

農林水産大臣の交代 県内の生産者が望むことは

17日夜発足した第2次高市改造内閣。前・農林水産大臣となった鈴木憲和さんは、18日、新大臣へと農政を託しました。コメ政策に注目が集まる中、県内の農家は今後の農政に何を望むのでしょうか。

18日午前、農林水産省で、大臣の引継ぎを行った鈴木さん。

当選同期である簗和生・新大臣に農政のバトンを渡しました。

【鈴木憲和氏】
「一国会議員として簗大臣が率いる農林水産省をしっかりお支えさせていただきたい。よろしくお願いします」

【簗和生農林水産大臣】
「受給と価格の安定に向けて礎を作っていただいたと思う。しっかりと引き継いで、国の農林水産業発展のために頑張ってまいりたいと思いますので、ご指導のほどよろしくお願いします」

17日、退任会見に臨んだ鈴木さんは、就任当初から述べていた「需要に応じた生産」と「先が見通せる農政」を再び強調し、今後も尽力していく考えを述べました。

【鈴木憲和氏】
「これからは一人の国会議員として、食料の安定供給と食の分野で稼げる日本の実現に向けて力を尽くしたい」

鈴木さんの退任を受けて、稲刈りが進む県内の生産現場からは、労いの声が聞かれました。

【戸沢村のコメ農家 中村健一さん】
「うちらみたいな末端の農家にやる気を出させてもらえるようなやり取りだったと思う。新政権のもと新しい大臣に頑張ってもらうしかない」

集団移転の渦中にある戸沢村の中村さんは、災害にも強い農業を望みます。

【中村健一さん】
「いま、日本中で災害があって野菜関係も不安定な状況。そういう状況をなんとかどんな地方であっても安心してつくっていけるような政策が必要」

地元・長井市の農家、遠藤孝太郎さんも、鈴木さんの取り組みを評価しています。

その一方で、就任から1年足らずでの大臣交代に、今後の農政に対する不安も口にします。

【遠藤孝太郎さん】
「できればもう少し長くやっていただいて、この先の筋道が見えるところまでやってもらわないと、現場は不安を抱えたままになる。1年に1回しか取ってるわたしたちにとってはある程度、先を見通せるものにしてもらわないと続けていくのはかなり難しい」