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秋の長雨 収穫期の果物に深刻な被害 モモやブドウ大量廃棄も

秋雨前線などの影響で県内で降り続く「雨」。

自然の驚異が実りの秋を襲っています。

【松栗 植松真二さん】
「(かなり落ちてしまっている?)雨でボタッと落ちてここまでロスが多いと精神的にも金銭的にもダメージは大きい」

東根市の果樹農家植松真二さん。

7月下旬から収穫が始まったモモのシーズンは後半戦に突入していますが、長く振り続ける雨によって深刻な被害が出ています。

【植松さん】
「くぼみに水が溜まってふやけた状態になる。腐敗してくるのが『雨やけ』という現象」

「雨やけ」を起こし落ちてしまったモモは商品にはなりません。

ジュースの原料になったり廃棄されたりしたモモはこれまでに30トンを越えていて、植松さんが栽培するモモのおよそ3割が被害にあっていると言います。

【植松さん】
「今までだと台風が来るからとか収穫期間に1週間雨が降り続いて『この品種はダメだった』はあったが今年はずっと雨が続いているので全部の品種がずっと被害を受けている。これは経験ないこれだけ雨が続くのは」

さらに、まもなく収穫が始まるブドウの中でも「雄宝」という品種はこの雨の影響で実が割れる被害が起きています。

【植松さん】
「ハウスがあっても直接雨が当たって割れるのではなくて根から吸った水分が急に周りすぎてパンッて割れる。
実割れした粒を抜いていくとまともな房にならない。去年も雨でバキバキ割れたので雄宝はもうやめようかな」

近年の高温による被害に続き、果樹王国に立ちはだかる「秋の長雨」。
どんなに苦しい状況でも植松さんは楽しみに待つ人のために収穫を続けます。

【植松さん】
「この天候の中でもベストな物を出せるように雨に対して何が出来るのか何をすべきなのかを日々考えながらスタッフみんなで力を合わせて頑張る」