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学生の味方「学食」 物価高じわり メニューの大半が20年以上、価格据え置き

食材の高騰も続く中、学生の強い味方となっているのが学食です。学生にはうれしい半面、学食の経営は厳しさを増しています。

前期の講義が終わった今も、多くの学生が利用する東北芸術工科大学の学生食堂。

栄養バランスの取れた定食を、手頃な価格で味わえるとあって学生たちの生活を支える頼もしい存在でもあります。

「週の半分くらいは学食。外で食べるよりすごく安いので重宝している」

「学業で必要な分も自分で出さなくてはいけない中ここまで安くしてくれているのは本当にありがたい」

一方で、学食運営を悩ませているのが先の見えない物価高です。

【東北芸術工科大学 食育推進室 直島幸司課長】
「食材が全体的に(数年前よりも)倍以上の値上げになっている」

コメや野菜、肉などの食材に加え光熱費も上昇しています。学食は大学直営ということもあり、学生になるべく安く、おいしい食事を届けようとメニューのほとんどは20年以上、価格を据え置いてきました。※消費税増税を除く

しかし物価高が経営を圧迫し現在は値上げの検討を余儀なくされています。

「(値上げになったとしても)数十円のつもり。親心として学生にはおいしいものを安く食べてもらいたいという気持ちがある。あまり値上げをせずにいきたい」

食材の仕入れコストを抑えるため大学では市場で直接仕入れたり、食材をスタッフ自ら加工したりして価格の維持に努めています。

こうした大学の経営努力に学生からは「値上げやむなし」との声も聞かれました。

「(値上げしても)しょうがないという気持ちもあるが今までお世話になってきたのでこれからも大切に注文して食べていきたい」

「学生には3食ご飯を食べてもらいたいので朝定食からおなかいっぱい食べてほしい」