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強風被害のサクランボ 雨が追い打ち 雨から実を守るため急ピッチで収穫作業

台風6号の影響で広い範囲で雨となった県内。収穫間近のサクランボにとっては「恵みの雨」ではなく出荷を妨げかねない「脅威」になっています。

「午前11時過ぎの東根市は強い雨が降っています。サクランボにとって天敵となる雨から実を守るため急ピッチで収穫作業が行われている」

早生の品種の収穫が始まった5月29日、強風が襲い雨よけハウスのビニールが破れるなどの被害を受けた東根市のサクランボ農家植松真二さん。収穫目前のサクランボは雨に弱く濡れてしまうと実が割れて出荷できなくなる恐れがあります。

このため植松さんはハウスの修復が間に合わなかった園地のサクランボの収穫を急ピッチで進めていて、2日は午後11時半まで、3日は午前6時から作業を行っています。

「本来はもうちょっと熟して味が乗ってから収穫したいが(雨で)実が割れてしまったら廃棄にしかならないので割れる前に何とか少しでも出荷して」

ことしのサクランボは4月に気温が高い日が続いた影響で生育が1週間ほど早く箱詰め作業も前倒して行われています。本来なら鳥の食害を防ぐためのネットを張るなど本格的な収穫に向けた準備にあたりたいところですが、強風、そして この雨が立ちはだかりました。

「次から次へと色々なことが起きてくるので結構ハードル高いことだらけで精神的にも体力的にもしんどい」

紆余曲折を経てまもなく迎える収穫最盛期。1粒でも多くのサクランボを消費者に届ける覚悟です。

「1年間やってきた集大成がサクランボの収穫期。悔いの残らないように楽しくやっていきたい」