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上山市入湯税引き上げ 観光地の維持へ理解求める

上山市では温泉の利用客が支払う「入湯税」が1日から引き上げられました。
「昔ながらの街並みが残るかみのやま温泉では温泉設備の老朽化が課題、今回の入湯税の引き上げで持続的な観光地づくりに期待がかかる」
入湯税は温泉施設の整備や観光振興のための費用として市町村が温泉の利用客から徴収しています。
上山市ではこれまで宿泊では1泊150円、日帰り入浴では1回75円としていましたが、1日からそれぞれ2倍に引き上げられました。
こちら市内の月岡ホテルでは、今回の入湯税の引き上げを踏まえ、25年11月から日帰り入浴の料金を1000円から1200円に値上げしています。
【仙渓園 月岡ホテル業務支援渉外部 須貝和宏部長】
「温泉地自体が施設の老朽化や燃料の高騰もあり現状ではなかなか維持が難しくなってきた」
入湯税引き上げのきっかけとなったのが、温泉設備の老朽化です。
上山温泉利用協同組合では源泉を各温泉施設に運ぶ配湯管の取り替え工事を48年ぶりに進めていて、今回の財源は工事費用の補助などに充てられます。
このほか、観光キャンペーンなど魅力的な観光地づくりの事業を進めるために必要な財源だとして、利用客に理解を求めています。
「一旅館だけではいろいろなものを値上げするのは難しい市・温泉地をあげて料金を見直してそれに見合ったサービスを提供するという一つのきっかけになるのではないか」
市では今年度、入湯税の引き上げによって25年度のおよそ1.7倍となる6250万円の税収を見込んでいます。