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稲刈り終わるも… 尽きぬ不安 農家「通常より収穫できなかった」

県内全体では作柄が平年並みの予想となったものの、予想収穫量は1万4000トンほどの減少見込みとなっています。農家の中には不安を抱えている人もいました。

10月上旬に6ヘクタールの田んぼの稲刈りを終えた大江町の農事組合法人「ファーム大江」。しかし、今シーズンの稲はいつもとは違いました。

【ファーム大江 菊地大道さん】
「(稲の)見た目は多く収穫出来そうだと思っていたが、実際に刈ってみたら細身だし、質も良くなく想像より収穫できなかった」

不作となった理由は穂が出る時期の「日照不足」。

コメの生育が進まず、こちらで栽培しているコメは、軒並み平年に比べて少ない収量となりました。

コメ不足による価格の高騰から始まった「令和のコメ騒動」から一転、現在では 在庫が残ってしまう「コメ余り」が問題となる中で、JAが農家に事前に支払う「概算金」は大幅に下落。

管理するコメの8割をJAに卸している「ファーム大江」は不安をぬぐえません。

「収量がこれだけ獲れていないとつらい。なので概算金よりも少しでも値段が上がってくれると良いなと期待して待つしかない状況」

苦しい現状を乗り越えるためにもがき続けます。

「コメの値段が下がった分、去年が高かったから今年も頑張ろうという農家もたくさんいたが今年は値段が下がって収量も少ない。『今年で最後にする』という声もある。まだまだ一緒に農家を続けてもらいたい気持ちもあるが自分たちがどう担えるか、しっかり冬の間に考えていきたい」