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立谷川のシバザクラに誤って除草剤散布

春の人気スポットとなっている天童市と山形市の堺を流れる立谷川沿いのシバザクラ。県から、周辺のサイクリングロードの除草の委託を受けた業者が誤って除草剤をシバザクラにも散布し、5割以上枯れてしまっていることが分かりました。

【立谷川の花さかじいさん 松田和雄代表】
「怒りと落胆と…(再生に)協力をいただいた方に申し訳ない」

約1万5000平方メートルに5万株ほど植えられている立谷川沿いの芝桜。不法投棄の粗大ゴミが散乱していた河川敷の美しい姿を取り戻そうと、住民の男性が20年前から整備を始め、シバザクラを植えたのがはじまりです。
 
現在はボランティアグループ「立谷川の花さかじいさん」が思いを受け継ぎ、この景色を守り続けていましたが。

「春先はサイクリングや観光客でにぎわうこちらの道路。毎年この時期は道路沿いを緑が生い茂っているということですが今は見渡す先まで枯れていてその異変が一目でわかります」

赤茶色に枯れてしまったシバザクラ。県が管理するサイクリングロードの除草の委託を受けた業者が誤って除草剤を撒いたことが原因です。

【立谷川の花さかじいさん 松田和雄代表】
「(猛暑による枯れを受けて)100メートル再生活動しているが3年計画のうちの2年目だった。春にもうちょっとだねと話して来年に期待して整備を続けていた。そうしたらこのありさま」

県によりますと委託業者が誤って除草剤をまいたのは6月15日。
 
業者には事前に図面を渡し、シバザクラがある区間は散布しないよう求めていましたが、業者側の認識が徹底されていなかったと見られています。
 
この結果、立谷川全体の5割りのシバザクラが枯れてしまう被害に。

また2025年、地元の天童市立荒谷小学校の児童が植えた最も見応えのある部分のシバザクラはほぼ全滅したということです。

【立谷川の花さかじいさん 松田和雄代表】
「児童が親とここに来て成長を見守っていた。がっかりされているのでは」

県は今後、業者と松田代表らを交えて対応を話し合うということです。

【立谷川の花さかじいさん 松田和雄代表】
「来年まで少し植えたとしてもほんの一部の再生、3年は少なくともかかる。費用と労力と時間がかかる」