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サクランボ結実大作戦 山形市の園地で人工授粉の方法などを確認する研修会

気候変動によってサクランボの不作が続く中、県は結実大作戦と銘打って各地で活動を展開しています。
開花期を迎えた山形市の園地では、人工授粉の方法などを確認する研修会が開かれました。

県内で最もサクランボの生育が早いとされる山形市黒沢の園地で行われた研修会。
各地で栽培の指導にあたるJAや県の職員が集まり、はじめにことしの生育状況などを確認しました。

「今、人工授粉の実演が行われています。マメコバチの数が減っていることもあり、人の手で受粉させることがより重要になるということです」

【県農林水産部 原田芳郎果樹技術主査 】
「ハチはいないし、花数は少ないし、霜も見られるということで例年以上に結実しにくい気象状況、環境となっている。そういった中では、人間がハチ以上に頑張るということが非常に重要」

早い園地では、紅秀峰や佐藤錦などが開花していて、この時期の受粉作業の進み具合が今年度の収量に大きく影響します。
参加者は、毛ばたきを使う場合は雌しべを傷つけないようにしっかりと花粉をからめ取ることを確認したほか、機械を使った方法なども共有していきました。
【県農林水産部 本田浩央技術戦略監】
「去年の高温の影響もあると言われているがやはりハチが少ないということが大きいと思うので、人の力など工夫をしながら結実を確保することが大切」
県は来週まで広報活動を行い、対策を呼び掛ける予定です。