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全校児童で田植え体験 昔ながらの農法で 山形市

山形市の小学校で、毎年恒例の全校児童によるコメ作り体験が行われました。
【中野アナウンサー】
「動くと汗ばむ気温ですが、そんな中、真剣な表情で田植え作業をしています。」
山形市の村木沢小学校では、42年ほど前からコメ作り体験を行っており、種まきから田植え、そして収穫・販売までを全校児童が行います。
学校近くの実習田に植えるのは、自分たちで育てた「こゆきもち」の苗です。
まずは、5年生全員で苗を植える場所に印をつける昔ながらの「枠転がし」から始めます。
【中野】
「声を掛け合って、かなり連携が取れています。」
参加した児童は、「重いです。手とかも結構汚れるけど、昔の人の気持ちを味わいながらするのは、大変なことも分かるしとても楽しい」と話していました。
田んぼを整えた後は、いよいよ全校児童48人による田植えです。一つ一つ丁寧に植えていきます。
【児童】
「ここにおいて。OK」
ベテランの上級生たちは、初体験の下級生に教えながらの作業です。
児童たちは泥だらけになりながら、昔ながらの農法とコメ作りの大変さを学んでいました。
植えられたコメは9月に収穫する予定です。
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