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腸内細菌の研究に役立てて 鶴岡に国内初献便ルーム
腸内細菌の研究に役立てようと、鶴岡市に国内初となる献血ならぬ献便ルームがオープンしました。
この施設は、腸内細菌の研究に基づいた医療などを推進する「メタジェンセラピューティクス」が「鶴岡サイエンスパーク」内に設置しました。
施設内には専用のトイレがあり、「腸内細菌ドナー」が定期的に便を提供する仕組みとなっています。
抽出された腸内細菌は、潰瘍性大腸炎などの病気に対する薬の研究・開発に役立てられます。
鶴岡市は、季節ごとの山菜など、食物繊維が豊富な食文化があり良質な腸内細菌が集まる可能性が高いということです。
【オンメタジェンセラピューティクス中原拓社長】
「これで世界の患者さんを救えるかもしれない。私自身も本当にすごくエキサイトしている。最初は不思議に思われるかもしれないが皆様の協力をいただきたい」。
ドナーは庄内地域に住む人が対象で、申し込み後に「血液検査」などを受けて適性が認めらた人に限ります。
1回あたり最大5000円分の協力金が支払われるということです。
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