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全国で山火事 県庁で火災予防キャラバン出発式

この春、全国各地で山火事が相次ぎました。

空気が乾燥するこの時期に合わせ、山形県庁では火災予防を呼びかけるキャラバンの出発式が行われました。

山形県内では2024年5月、南陽市で大規模な林野火災が起きていて、2025年に入っても岩手県大船渡市など全国各地で相次いでいます。

出発式には、県や消防、林業の関係者などおよそ100人が参加。

県消防長会の浅井幹太会長が「出火防止の広報活動に全力をあげて取り組んでいく」と決意表明しました。

そして吉村知事から火災予防啓発ののぼり旗などを受け取ると、広報車に乗り込みさっそく活動に向かいました。

県によりますと、2024年、県内で発生した林野火災は116件で、このうち7割近い78件が4月・5月に起きています。

【県防災くらし安心部 消防救急課 松田光美課長】
「たき火や野焼きをする場合には、やめていただきたいところはございますが、火がついてから消えるまで見ていただくと。終わった後は必ず水をかけて、消していただくと。火が消えたことを確認していただくというのが一番大事なことだと思っております。」

県では強風や空気が乾燥しているときは、たき火や野焼きをしないなど、火の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。