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記録的な暖かさで「雪旅籠の灯り」に異変

 きょうも2月とは思えない記録的な暖かさとなりました。
 過ごしやすいとばかりは言っていられない問題も起きています。

【雪旅籠の灯り 高橋諒実行委員長】
「雪が解けて傾いて(ランタンが)倒れちゃう。今週ずっと気温が高いのですごく解けるスピードが早い」

 西川町で開催中の昔の志津地区の街並みを雪で再現するイベント、「雪旅籠の灯り」。しかし、異変が起きていました。

【高橋実行委員長】
「うわあ…」
「けっこう表面がボコボコとしてしまっているのも、暖かい影響ですか?」
「そうですね。ここに『湯殿山』って書いてあったが全然見る影もない。」
「文字が彫ってあった?」
「石碑を模した雪像だったんですけど」

 2月15日の最高気温は東根18.7度、山形17.8度など8地点で2月の観測史上最高に。
 この暖かさで雪旅籠の壁に彫られていたサクラのモチーフも…完全に解けて無くなってしまいました。
 さらに、ホットワインなどを販売するアイスバーでは、雨が染みこむのを防ぐためブルーシートをかける作業を行ったということです。
 取材中にも、雪ではなく雨が…
 
【高橋実行委員長】
「本当に異例の天気。2月に雨ってなかなか経験ない。新雪だとありがたいが、新雪が全然降らない…」

 イベントは2月25日まで。
 県内外から多くの観光客が訪れる週末までに急ピッチで修復するということです。

【高橋実行委員長】
「補修するメンバーもベテラン揃いなのでまたイベントが始まった頃のようにすぱっと直すので、またお客さんに楽しんで頂けると思う」