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最上川治水対策で水中掘削機導入

【VTR】
リポート
「水陸両用ブルドーザーが川に潜ります。
あちらの先端のバケットの部分で土砂をくみ上げて水位を下げていくということです。」

国や県が主体となって進めている最上川の「緊急治水対策プロジェクト」。
2020年と、おととしの記録的大雨を受け、
今後、同じ規模の雨が降った場合の被害を軽減させるために行われている大規模な治水事業です。
きょう報道機関向けに公開されたのは、全長9メートル幅4メートルほどで、
ダクトの高さは10メートルある水陸両用ブルドーザーです。
水深7メートルまで作業することができ、まるで潜水艦のように作業を進めていきます。
【リポート】
「そして水陸両用ブルドーザーはこちらの遠隔操作機を使って
 コントロールしているため作業員の安全も確保されています。」

見えない水中での掘削作業を可能とするのは、ICT施工という技術。
設計データや高さなどの位置情報をブルドーザーに送ることで、
オペレーターはモニターで確認しながら正確に掘り進めることができます。
水陸両用ブルドーザーを使った今年度の掘削作業は、来年2月まで続きます。

【国土交通省最上南部流域治水出張所菊地純出張所長】
「少しでも早く現場を進めて安全に流せる河道を設けていきたい。」

最上川の下流・中流における「緊急治水対策プロジェクト」の総事業費は
およそ650億円で、工期は2030年度となっています。