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刈屋梨収穫 2年前の記録的大雨で水に浸かった畑“再生への道”
24年7月の記録的大雨で被害を受けた酒田市の刈屋梨。ゴジダスが取材を続けてきた園地では、水に浸かりながらも生き残った木がちょうどいま収穫期を迎えています。
被災前の光景を取り戻そうと奮闘する、生産者の思いを取材しました。
酒田市の秋の味覚を代表する「刈屋梨」。明治時代から続く「やまよ梨園」では、8月22日に収穫作業が始まり、園主の伊藤光一さんは一玉一玉出来を確認しながら、丁寧に収穫していました。
24年7月の記録的大雨。伊藤さんの畑では、近くを流れる川が氾濫し面積の半分ほどにあたるおよそ62アールが濁流に飲まれました。
【伊藤光一さん撮影動画】
「棚壊れてるじゃん。うわぁ、秀玉は全滅だなこれは」
川沿いの区画には、90本ほどの木がありましたが、被害の後も生き残ったのは13本。
16日、その木に実る「秀玉」という品種の収穫作業が始まりました。
【やまよ梨園 伊藤光一さん】
「(被災当時)この土地はもうだめかなと思ったが、頑張って木も生き残ってくれたんで、せっかく先祖代々受け継がれた土地でもあるので、やれるところまでやってみようと思った」
豪雨からおよそ1年となった25年6月には、風による枝折れなどを防ぐ「梨棚」の復旧作業を始め、この区画での再びの栽培に取り組んできました。
しかし、復旧作業と栽培を並行して行ってきたため、25年は質、量ともに満足のいくナシはできなかったといいます。
【やまよ梨園 伊藤光一さん】
「今年は通常通り作業できたので、やっとこう、まともな量が取れ始めた。お客さんも満足できるナシができたと思う」
被災した畑に植えた新しい苗木は順調に育っていますが、収穫できるようになるまではおよそ10年。
被災前の光景に戻るまで長い時間はかかりますが、それでも前を向いて再生への道を歩んでいます。
【やまよ梨園 伊藤光一さん】
「やっぱり(ナシ畑が)再生し始めてる姿を見ていると頑張っていかなきゃなと思う」
大雨を乗り越えた秀玉の収穫は9月いっぱい続くということです。
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